ドント・ブリーズ

今回ご紹介するのは「ドント・ブリーズ」です。

舞台はアメリカのデトロイト。ロッキーという定職に付かず、学校にも通わない女性が主人公です。

彼女はボーイフレンドのマネーと、幼なじみのアレックスと強盗をしてその日暮らしをしています。

これだけだと、とてもロッキーという主人公に感情移入できるような設定ではありませんが、実は彼女は妹を連れて、この荒んだ生活から抜け出すためカルフォルニアに移り住むという目標があり、そのために強盗をしています。

この人物設定が、秀逸です。ワルだけど、根はワルじゃないんです。

そして彼女に片思いするアレックスがまた魅力的です(ボーイフレンドのマネーはあくまで引き立て役ですね)

そんな3人が強盗に入るのが、視覚障害を持つ元・軍人の老人です。

目が見えない代わりに、音や臭いなどが発達し、それ以上に元軍人ならではの格闘技術、そしてその性格は極悪です。

この映画は「ミイラ取りがミイラに襲われる」映画で、本来なら道場の余地がない強盗犯に、心の底から同情してしまう、そんな手に汗握る物語です!