グランド・イリュージョン

 

感想

この作品を鑑賞後、一時この作品のテーマソングが頭から離れず困りました。

盛り上がりを見せるシーンなどで毎度得意げに鳴り響くこのサントラの効果は、大きいのではないかと思います。

 

手品+映画=地味と決めつけていた者としては、この様な類の作品を鑑賞する事は挑戦でもありました。

手品は目の前で行われるから良いのであって、映画の中であれば何でも出来るから特に面白くないのではないか?と思っていました。

しかし鑑賞すると妙にテンションが高いこの作品が、ある一定の人気を集めている理由が分かった気がします。

特にケイパー・ムービーとして、充分に楽しめるのは意外でした。

またこのマジシャンのグループ「フォー・ホースメン」がある種のカリスマ性を持っており、その上マジックで儲けた収益を庶民に配ったりするので、エンターテイメント作品としても見応えがあります。

 

主役のダニエルを『ソーシャル・ネットワーク』の、ジェシー・アイゼンバーグが演じています。

彼はこの役がよく似合っていて、男前に見えると思いました。

早口で捲し立てる彼独特の話し方がマーク・ザッカーバーグ役の時は嫌味に感じましたが、この役ではむしろ惹きつけられ心地良く感じる程。

また彼が序盤に見せるマジックや、FBIの取り調べ中に言うセリフ「近づけば近づく程逆に見えなくなる」にはハッとさせられます。

 

フォー・ホースメンは冒頭から遠く離れたパリの銀行から札束を盗み、それを派手なマジックで見せるというクレイジーなショーをやってのけます。

またこの会場が半端なく広い!

フォー・ホースメンはとてもクールです。

FBIの取り調べのシーンだけでも、彼らがどんなに有能なマジシャンであるかが分かります。

その上ラストには、ストーリー自体にサプライズの大どんでん返しが!

観客であるこちらも全く気付けなかった、見事なオチには圧巻です。感想