SPEC-結- 爻ノ篇

本作では空に八咫烏が飛びまわり、混沌としていく世界で当麻とセカイによる最後の決戦が行われます。

死んだSPECホルダーたちを冥界から呼び出すことができる当麻はその能力を使いセカイたちに対抗しますが、そこに予想外の意外な人まで登場します。

世界がめちゃくちゃになり絶望的な展開にもかかわらず、この期に及んでもコメディを織り交ぜてくる堤監督の演出はぶれることがなく好感が持てました。

また面白いシーンだけでなく、里子と潤の関係など感動的なシーンもたくさんあります。

そしてなんといっても気になるのは当麻と瀬文の決着のシーンですが、シリアスな意味でSPECっぽさを感じさせてくれました。

ドラマ版を含め風呂敷を広げに広げ、壮大なスケールとなった作品「SPEC」ですが、迷走することなく最後までその雰囲気を保っていたと思っています。

最後を見届けて、ついに完結したという思いと同時に、もう当麻と瀬文の掛け合いが見られないと思うと少し寂しさも感じました。